飯島敏宏監督、古谷敏さんがウルトラマンについて語った! 11/16(土)開催『ULTRAMAN ARCHIVES』Premium Theater レポート
左から飯島敏宏監督、バルタン星人、古谷敏さん
『ULTRAMAN ARCHIVES』は、ウルトラマンシリーズの歴代作品にスポットを当て、様々な形で新たな魅力を伝えていくプロジェクト。これまで『ウルトラQ』を題材に4作品を通じた展開を実施し、今回よりセカンドシーズンとして『ウルトラマン』がテーマとなりました。
今回は、ウルトラマンシリーズの中でも屈指の人気を誇る宇宙人・バルタン星人が登場する、『ウルトラマン』Episode 2「侵略者を撃て」を題材として、TOHOシネマズ 上野にて上映&トークイベントを11月16日(土)に開催。
当日は「侵略者を撃て」の上映に加えて、ゲストとして人気怪獣・バルタン星人が登場する本作の監督・脚本を手掛けた飯島敏宏さん、同作品にてスーツアクターとしてウルトラマン役を務めた古谷敏さんが登場。映画評論家/クリエイティブディレクターの清水節さん司会進行の下にトークショーを実施。『ウルトラマン』制作第1話の撮影にあたり、スペシウム光線の構えやウルトラマンのポーズ・動作等、半世紀以上続く巨大ヒーローシリーズの“原点”が出来た当時の貴重なエピソードをお話し頂きました。
●古谷敏さんのコメント
最初にウルトラマン役として声をかけられた時は、顔が出せない役なので二週間悩みました。
撮影中も、体力的・精神的に限界かなと思い、もう辞めようと思って円谷プロに向かうバスに乗っていたところ、隣に座ってきた子供たちがウルトラマンの話を始めて、すごく夢があって好きという言葉を聞いて、全国の子供たちの為に続けようと思いました。39本出来たのは子供たちのおかげです。
スペシウム光線のポーズは、毎日300回、400回と練習しました。53年も経って未だに「ビン・フルヤ」が“スペシウム光線の伝道師”として各国に呼ばれます。本当にラッキーな運命で、僕にとって素晴らしい作品になりました。
これからもウルトラマンを応援して下さい。そして、世界のウルトラマンになります。
●飯島敏宏監督のコメント
当時はまだ青二才でしたが、現場で知恵を集めて、色々な工夫をしながら撮った思い出が込み上げてきました。
バルタン星人は、最初の登場時には完全な悪役と言われてましたけど、最近カワイイと言われる様になっているのは、共存し始めていて良いと思います。
ヒーローとは何か…というのはわからないですが、優しさだけは欲しいと思います。
それが子供たちに残っていく、一つの心じゃないですかね。
ウルトラマンは積極的に戦う戦士ではなくて、「光の国」という理想の国から、宇宙の平和を守る為にやってきた使徒、平和の使者であると考えます。
今日、大勢の皆様にお越し頂いて、感無量です。「ウルトラマンよ永遠たれ」と叫びたいくらいです。バルタン星人もお忘れなく(笑)
当イベントに登壇予定がありましたが、テレビ番組収録中の不慮の事故による怪我のために療養中の佐野史郎さんからは、ご来場のお客様に向けたメッセージを頂き、冒頭でご紹介させていただきました。
次回のPremium Theaterは『ウルトラマン』Episode 23「故郷は地球」を題材とし、2020年3月にTOHOシネマズ 上野にて開催予定です。
ULTRAMAN ARCHIVES『ウルトラマン』Episode 2「侵略者を撃て」Blu-ray&DVD 11/20(水)発売!
発売日:2019年11月20日(水)
価格:4,800円(税別)
品番:PCXE-50927
発売元:円谷プロダクション
販売元:ポニーキャニオン
収録内容:本編およびプレミアムトーク
仕様:Blu-ray&DVD セット商品 ※Blu-rayとDVDには同一内容を収録致します。
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