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    『ウルトラQ』「2020年の挑戦」を飯島敏宏監督と漫画家・浦沢直樹氏が語った! 『ULTRAMAN ARCHIVES』Premium Theater スペシャルトーク&上映会 サプライズゲストも登場し大盛況!

    ウルトラマンシリーズの歴代作品にスポットを当て、様々な形で新たな魅力を伝える新プロジェクト『ULTRAMAN ARCHIVES』のイベント第1弾として、11月17日(土)に「『ULTRAMAN ARCHIVES』Premium Theater スペシャルトーク&上映会」をイオンシネマ板橋にて開催しました。

    『ULTRAMAN ARCHIVES』Premium Theater スペシャルトーク&上映会

    当日のスペシャルゲストは、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などを手がけた監督・飯島敏宏さん、「YAWARA」「MONSTER」「20世紀少年」など、数々のヒット作を世に放ち、現在は「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて新連載・連続漫画小説「あさドラ!」を好評連載中の漫画家・浦沢直樹さん。

    司会を務めた映画評論家・クリエイティブディレクターの清水節さんと共にスペシャルトークを実施したほか、1966年に放送されウルトラマンシリーズの原点となった『ウルトラQ』より「2020年の挑戦」を上映。この様子は、ライブビューイングにて、全国のイオンシネマ14劇場でも同時にお楽しみ頂きました。


    左:清水節さん、右:浦沢直樹さん

    浦沢さんは『ウルトラQ』放送当時は6歳くらいで幼かったものの、リアルタイムで放送をご覧になっていたとのこと。『あさドラ!』を執筆中にちょうど『ウルトラQ』を全て見返しているところだったそうで、描き上げた『あさドラ!』の各所に『ウルトラQ』を彷彿させるシーンがあり、ご自身でも「おっ!」と思われたそうです。

    「意識的ではなかったですが、幼い頃に記憶に刷り込まれていて『ウルトラQ』の影響を受けたんだろうな思います。飯島監督の作った物から、どれくらい影響を受けたのかと思いましたね。」

    『ウルトラQ』と関連して、自身のあだ名に関するエピソードも。
    「若い頃に漫画のアシスタントをしていたことがあったのですが、そこのスタッフさんがみんな『ウルトラQ』のファンで。僕の様相から「ピーター」というあだ名で呼ばれていました(笑)」

    飯島監督は、自らが監督と脚本を手がけた「2020年の挑戦」に関するエピソードを披露。
    当時はスモッグ公害が酷く、公害が進んだ2020年の地球をケムール星とイメージしながらストーリーを作り上げたとのこと。また、金城哲夫さんとどのようにして共同脚本を作り上げたか、ケムール人の特徴的な走り方が登場した経緯、さらに発展して当時の映画・テレビ業界における作品作りなどについてもお話いただくなど、非常に貴重なエピソードの数々が飛び出しました。


    飯島敏宏 監督

    映画館の大スクリーンで「2020年の挑戦」をご覧になった浦沢さんは、「大画面なのにあんなにクリアで。音も素晴らしいですね。あとは暗さが映えますね。後楽園って、あんなに暗かったんですね。画的にもロマンチックで、コーヒーカップのケムール人のシーンは切ないロマンがありますよね。当時の公害が進んだらケムール人のようになってしまうというのは、さもありなんと思わされました。」との感想を頂きました。

    さらには、浦沢さんがケムール人を舞台上で描き上げるライブペインティングを実施。

    人気マンガを多数手がける浦沢さんが見事にケムール人を描き上げていく様子を拝見出来る貴重な体験となりました。



    浦沢さんに感謝を述べたかったのか、ケムール人が突如として登場!

    イベントの最後には、サプライズゲストとして『ウルトラQ』で戸川一平を演じた西條康彦さん、江戸川由利子役の桜井浩子さんが登場し、登壇者のお2人に記念の花束を贈呈すると共に作品を振り返りました。

    飯島敏宏 監督のコメント
    52年前の映像を改めて皆さまに観ていただいて、大汗をかきました。
    バトンを既に渡した世代ですが、今の監督たちに頑張っていただいて、いい作品をたくさん作って貰いたいです。また、皆さまにもいい作品を作れる環境を作っていただけたらと思います。

    浦沢直樹さんのコメント
    本日「2020年の挑戦」を観て、改めて『ウルトラQ』は自分の人生に影響を与えていることを感じました。
    こういう作品をたくさん造り、次の世代にももっとガンガン見せて、バトンを託していかなきゃならないと思います。

    西條康彦さんのコメント
    改めて『ウルトラQ』を見返して、撮影してた頃が懐かしくなりました。
    もうすぐ2020年ですが、ここまで来ている『ウルトラQ』という作品はすごいとびっくりしています。
    当時は時代の転換期、いい作品、いい監督に出会えたことに感謝しています。

    桜井浩子さんのコメント
    こんな大きなスクリーンで『ウルトラQ』の作品を観たのは初めてです。
    これからも沢山上映会は続きますので、どうぞ皆さまにお出ましいただいて、
    ウルトラをもっと好きになって頂けたらと思います。
    これからもどうぞよろしくお願い致します。

    『ULTRAMAN ARCHIVES』では、特別上映会「Premium Theater」を今後も継続的に開催します。次回は、2019年2月16日(土)に『ウルトラQ』「ガラモンの逆襲」を題材に実施いたします。お楽しみに!

    商品情報

    ULTRAMAN ARCHIVESビデオグラム 第1弾『ウルトラQ』「2020年の挑戦」Blu-ray & DVD

    『ULTRAMAN ARCHIVES』プロジェクトビデオグラム第1弾作品は、ウルトラマンシリーズの原点である、『ウルトラQ』より厳選したエピソード「2020年の挑戦」を、HDリマスターモノクロ版と、2011年にカラーライズされた『総天然色ウルトラQ』を収録します。

    さらに、当時のスタッフ・キャストによる証言や記録、各界識者の評論も収録し、パッケージ化しました。
    「2020年」を目前に控え、円谷プロの新たな魅力と“挑戦”を、多角的な視点と共に、お届けします。

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    ULTRAMAN ARCHIVES「CLASSIC ARTS」“高山良策作怪獣人形「ケムール人」”

    造形作家としてのヴィジョンを最もピュアに表現されている、高山良策が自ら制作したオリジナル原型を使用しスタチューとして再現。
    劇中のケムール人を再現するのではなく、高山良策による造形本位で再現したケムール人製品化は初めてである。
    高山造形の魅力が堪能できる独特で繊細な造形タッチを完全再現。
    高山タッチが映える毛並み表現もカーペット素材を使用して再現している。
    足の裏のモールドを活かすため、スタンドベースは背中で支えるタイプを採用。

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    ULTRAMAN ARCHIVES「CLASSIC ARTS」“古谷敏氏 直筆サイン入り フレームアート「ケムール人」”

    シンプルでありながら、しっかりとした存在感のあるフレーム。
    そこに収められた写真には、不気味でありながらどこか美しい怪人が、闇夜に浮かび上がる。
    まるで窓からそびえたつケムール人を覗き見ているようにも思えるリアリティをもったフレームアートが、古谷敏氏の直筆サイン入りで登場。

    作品の魅力を最も表現できる写真用紙を選択し、繊細な色表現を塗り分ける高精細、高画質のプリント。
    より深みを増した作品は、当時の場面を切り取ったかのような臨場感があります。

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    関連情報

    『ウルトラQ』4Kリマスター版が12/2(日)16:30よりNHK BS4Kにて放送決定!

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