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「エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵。」東京都現代美術館にて『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』2012年7月10日(火)より開催

「エヴァンゲリオン」シリーズ等、数々の作品でファンを魅了してきた監督・庵野秀明。その創作活動の原点であり多大な影響を与えてきた「特撮」を、文化遺産として残したいという願いから、“館長”となって「博物館」を立ち上げたというコンセプトのもとに展覧会を開催。特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』も上映。


5月10日(木)、東京都現代美術館にて開催となる「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(7月10日(火)~10月8日(月・祝)開催)の記者会見が東京・六本木のニコファーレにて行われ、この展覧会の館長を務める庵野秀明、副館長の樋口真嗣、そして展覧会の企画制作協力をしているスタジオジブリ プロデューサー、鈴木敏夫の3名が登壇した。ステージの上に飾られたマイティジャック号(写真下:1968年TVシリーズ「マイティジャック」より)、そして轟天号、東京タワーのミニチュアに囲まれた3人は特撮への熱い思いと魅力について語りつくした。

「特撮を見ていなければこの仕事についていなかった」という庵野館長は、ミニチュアや特撮の素晴らしさを文化遺産として後世に残していきたい、技術を継承していきたいと願っていたが、文化庁に話をした際、国にとってはこの特撮は価値が無いということだった。今回美術展に出すことで、美術品としての価値を再認識させ、国にはゲームやアニメばかりでなくこちらにも関心を持ってほしいと語った。

そして、この展覧会の目玉ともなるスタジオジブリ特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』の製作も発表。この映画は庵野館長が企画、樋口副館長が監督を務める。樋口監督は「5~10分の作品となると思うがただ今絶賛製作中です。作っている過程も展覧会ではみられるようになっているので、ミニチュア特撮の楽しさが分かってもらえると思う」とコメントしていた。
鈴木プロデューサーは、「予想を越える展示品の多さと、新しく作る映像。すごい二人が作っているものはすごいものが出来上がると思う。宮さん(宮崎駿)が見てもすごいと言うと思う。」と締めくくった。


【展覧会概要】

会場:東京都現代美術館 企画展示室1F、B2F(東京都江東区三好4-1-1)
会期:2012年7月10日(火)~2012年10月8日(月・祝)
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、7月16日、8月13日、20日、9月17日、24日、10月1日、8日は開館。7月17日、9月18日は休館)
公式Webサイト:http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/
お問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600(東京都現代美術館)

★庵野監督の創作活動の原点となった「特撮」

円谷プロダクションの創業者・円谷英二が始めた日本の特撮は、精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞台に、怪獣やヒーローやスーパーマシンたちが活躍し、見るものをワクワクさせてきました。本会見でも、庵野館長は好きな特撮作品として、「圧倒的にウルトラマン」と挙げており、またステージ中央の「万能戦艦マイティジャック号」を再現するのが夢だったとコメント。樋口監督によると制作当時と同じ板金による手法で3年がかりで完成させたとの事。

「ウルトラマン」がテレビに初登場してからちょうど46年目となる7月10日(火)より開催されるこの展覧会に、円谷プロダクションも全面的に協力致します。
会場では、数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画などさまざまな資料 約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂を伝え、日本が世界に誇る映像の「粋」、特撮の魅力に迫ります。日本人が昔から延々と続けてきた「小さくして表現する」文化を再認識し、後世に伝えるべき文化遺産としての継承を図ります。

(C)円谷プロ


【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社 円谷プロダクション Webお問い合わせ
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