キャラクター

怪特隊Kaiju Special Countermeasure Team

正式名称は、「怪獣特別対策隊(Kaiju Special Countermeasure Team)」。

怪獣の出現頻度が増したため、怪獣の被害から社会を守るために設立された。常駐の少数精鋭メンバーによる組織で、国土防災省内に本部を置く。日本全国に9つの実働班が置かれ、怪獣の調査・研究をはじめ、怪獣出現時の具体的な対抗策の立案や、作戦実行時のNDF(国防隊)との連携など、多岐にわたって活動する。

怪特隊のメンバーは、NDF所有の乗用巨大ドローン「ライトビートル」で飛行移動する。怪獣のリサーチには携帯型の怪獣探知機「Kモニター」を使用し、地中レーダーやサーモグラフィー、バイタルセンサーで怪獣のバイタルサイン(体温、呼吸、振動など)を測定し、各種観測機器とリンクさせて怪獣の位置を特定する。「Kモニター」はカートリッジをアタッチメントすると、相手を感電させるスタンガンや、位置を追跡するビーコン射出用の銃に拡張できる。

メンバー

オオキダ ソラト

記憶を失って地球に落ちてきた宇宙人=ウルトラマン。初めて見た「地球人」という生命体に興味津々で、まるで子どものように純真にして陽気な性格で、言葉もまだタドタドしい。怪獣の気配を感じるたびに、とっさに自身の並外れた身体能力を発揮。さらに自らがウルトラマンであること、怪獣の名前や特徴など、途切れ途切れに記憶が呼び起こされて行く。50mものオメガの姿に変身して全力で戦うと、当然とんでもない体力を消費するため、戦いを終えるたびに猛烈に空腹を覚える。

ホシミ コウセイ (21歳)

宇宙人・オメガ=ソラトと出会い、バディとなる地球人。ごく平凡な青年で、自分の将来を探しながら住み込みで倉庫管理人のアルバイトをしている。記憶を失った宇宙人・オメガとの遭遇を機に、地球上の森羅万象へオメガが示す純粋な興味関心に振り回されながらも、持ち前の優しさから彼をサポートし、怪獣事件に関わっていく。地球人の姿のオメガに「ソラト」と名付けたのもコウセイである。後に、オメガに味方するパートナー怪獣「メテオカイジュウ」を操る能力を手に入れる。共に闘うことでさらにソラトと心を通じ合わせ、「宇宙人と地球人のバディ」関係を築き上げて行く。

イチドウ アユム (27歳)

『国立自然研究センター』に勤める生物学者。日本の絶滅危惧種に関する研究を続けながら、怪獣が出現した時は、政府に協力して調査を行う。実家が動物病院で、その影響で動物の保護活動に目覚める。子供の頃から生き物に慣れ親しみ、動物の中でも爬虫類…特にカメが好き。保護活動をしながら南の島でカメを眺めて過ごすのが将来の夢。夢に向かってしっかりと歩みを進める真面目で活発な女性。ある怪獣事件の現場で、ソラト・コウセイの二人と運命の出会いを果たし、「アユ姉」と呼ばれながら行動を共にすることに。怪獣事件を追う中で怪獣と人類の新たな関係性について考えていく。

ウタ サユキ

「怪特隊」の9つの実働班とは一線を画した特務班、通称『ウタ班』を率いる天才科学者。怪獣に関する情報やデータは全て彼女のもとに集められる。

生物学と工学の博士号を持ち、アユムが師と仰ぐ豪快な女性。外国の名門大学を首席で卒業し、科学者として研究を続けるなか、怪獣災害に見舞われた故郷・日本の力になろうと帰国。アドバイザーとして「怪特隊」に参加した。

地位や名誉には興味がなく、『おもしろいか、つまらないか』だけを基準に、やりたいことは損得勘定抜きにどんなことでもやる。楽しんだ上で、人々の役に立てるのならそれが一番…と言う信条の持ち主。

登場作品

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