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ウルトラマン放送開始50年記念『ウルトラマンの日 in 杉並公会堂』 イベントレポート

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株式会社 円谷プロダクションが制作した『ウルトラマン』の放送開始50年を記念し、2016年7月9日(土)・10日(日)の両日、『ウルトラマン』出演者・スタッフ、歴代ウルトラマンシリーズゆかりのゲストが出演するイベント『ウルトラマンの日 in 杉並公会堂』が開催されました。

大ホールでは、7月9日(土)に高見沢俊彦さん、水木一郎さん、つるの剛士さん、DAIGOさん、宮野真守さん、ボイジャーら、ウルトラマンシリーズに関わったアーティスト達による音楽ライブ「THE ROCK 2016」を、そして「ウルトラマンの日」である7月10日(日)は『ウルトラマン』で主人公・ハヤタ隊員役を務めた黒部進さんをはじめとした「科学特捜隊」のメンバーや関係者によるトークライブや、全ウルトラヒーローが登場する「THE LEGENDS 1966」を開催致しました。
また小ホールでは両日に渡り、ウルトラマンを愛する様々なゲストを招いた「ウルトラトークライブ」を実施。
会場には大勢のお客様が訪れ、ウルトラマンシリーズが踏み出す新たな一歩を共に迎えました。

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7月9日(土)「THE ROCK 2016」

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7月10日(日)「THE LEGENDS 1966」

イベント概要
タイトル:ウルトラマン放送開始50年記念 「ウルトラマンの日 in 杉並公会堂」
会場:杉並公会堂 (〒167-0043東京都杉並区上荻1丁目23-15)
日程:2016年7月9日(土)、10日(日)
URL: http://m-78.jp/50th/suginami/
主催:TBS
共催:杉並区/杉並公会堂〔(株)京王設備サービス〕
後援:TBSラジオ
企画制作:TBS/円谷プロダクション/バンダイ
監修:円谷プロダクション

【THE ROCK 2016】7月9日(土) 大ホール(2階)

1966年7月9日に初めてウルトラマンが子供達の目の前に現れたイベント「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」からちょうど50年を経たこの日、高見沢俊彦(Takamiy)さん、水木一郎さん、つるの剛士さん、DAIGOさん、宮野真守さん、ボイジャーら、ウルトラマンシリーズゆかりの豪華アーティストが杉並公会堂に集結!
数々のウルトラマンシリーズの楽曲を手掛けた高見沢俊彦が音楽監督を務め、高見沢俊彦の下に実力派ミュージシャンが集ったスペシャルバンド「Band of Prince-T」が全楽曲を演奏。アンコールの「ウルトラマンの歌」では、ハヤタ隊員役を演じた黒部 進さんも登壇。歴史的な一夜限りの音楽ライブが開催されました。

<出演者>
高見沢俊彦/水木一郎/つるの剛士/DAIGO/宮野真守/ボイジャー

<スペシャルゲスト>
黒部 進

<音楽監督>
高見沢俊彦

<演奏>
Band of Prince-T(ルーク篁(CANTA ex 聖飢魔II)/KOJI(ALvino ex La’cryma Christi)/大桃俊樹/ただすけ/吉田太郎)

<登場ヒーロー>
ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンオーブ

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写真左から、瀬下千晶(ボイジャー)、宮野真守、DAIGO、つるの剛士、高見沢俊彦、水木一郎、TAKERU(ボイジャー)

<イベントレポート>
オープニングのSEが終わると、ステージに高見沢俊彦さん、つるの剛士さん、DAIGOさん、宮野真守さん、そしてウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンゼロが登場し、会場は一気に総立ちに!
「ウルトラマンの歌」でDAIGOさん、「ウルトラセブンの歌」で高見沢俊彦さん、「君だけを守りたい」でつるの剛士さん、「ウルトラマンタロウ」で宮野真守さんがそれぞれリードボーカルを取る豪華なメドレー「ULTRA Record Award Medley」でコンサートは幕を開けた。

この日のライブは、数々のウルトラヒーローソングを手がけ、この日の音楽監督も務める高見沢俊彦さんが、曲ごとにゲストとコラボレートするという、ウルトラマン放送開始50年の節目にふさわしい、贅沢でスペシャルなもの。

続いて、ステージに登場したのは、ウルトラマンの曲といえばこのユニット、ボイジャー。「彼らの歌は、僕が太鼓判を押します!」という高見沢俊彦さんと共に、高見沢さんがギタリストとしてレコーディングに参加した「ウルトラマンギンガの歌」を熱唱。

3曲目は、『ウルトラマンダイナ』で主役のアスカ・シンを演じた、つるの剛士さんが登場。高見沢さんのプロデュース作品を集めたCD『ウルトラヒーローソング列伝』に収録された「君だけを守りたい2013」を、高見沢さんと共に熱唱。ウルトラマンダイナもステージに登場し、曲を盛り上げる。2014年に行われた「ウルトラマン ROCK DAY 5」でも演奏されたこの曲。2人の息もピッタリだ。
「『ウルトラマンダイナ』も来年で20周年。高見沢さんとは20年来のおつき合いとなる訳ですが、これからも10年、20年と「君だけを守りたい」を歌って行きたいです!」というつるのさんとは、続いて「ULTRA BURN」をライブ初披露。高見沢さんがつるのさんの為に作ったというスピード感あふれるナンバーだ。

次に登場したのは、映画『ウルトラマンサーガ』でウルトラマンゼロに変身するタイガ・ノゾム役を演じたDAIGOさん。
高見沢さんから、「『ウルトラマンサーガ』でDAIGOさんが着用したスーパーGUTSの隊員服を借りて、CD「ULTRA STEEL」(のジャケット写真)を撮ったんだよ」という裏話も飛び出し、DAIGOさんも驚いていた。
5曲目は、そのDAIGOさんが作詞、高見沢さんが作曲を手がけた「ULTRA BRAVE」。お二人のコラボによるライブ初お披露目だ。

そして次は、ウルトラマンゼロの声を演じる宮野真守さん。
登場したウルトラマンゼロの後ろに隠れた宮野さんが、ゼロと高見沢さんとの軽妙なトークを演出、会場を盛り上げる。そして、この2人がコラボするのは、お馴染みの「Legend of Galaxy ~銀河の覇者~」。既に何度も演奏されているだけあって圧巻の演奏だ。

そして、ステージに登場したのは、“アニキ”ことアニソンの帝王水木一郎さん。
真っ赤な衣装を身にまとった若々しい水木さんの姿に、客席も一段と盛り上がりる。1984年公開映画『ウルトラマン物語』で水木さんが歌った主題歌「ウルトラマン物語 ~星の伝説~」を、高見沢さんがハードにアレンジしたバージョンで演奏。客席は、レアなウルトラソングに聴き入っていた。

そして、再びボイジャーがステージに呼び込まれた。
「今までアニメソングを1,200曲くらい歌ってきました。今年でアニソンデビュー45周年ですが、放送開始50年のウルトラマンを唄えることに縁を感じます。本当に続けてきて良かったと思います。」という水木一郎さんと共に、一番新しいヒーロー「ウルトラマンオーブ」の主題歌『オーブの祈り』を歌うためだ。
この曲は、高見沢俊彦さんが作詞作曲、サウンドプロデュースを手がけ、水木一郎さんとボイジャーが歌うという、豪華なコラボ楽曲。初披露された最新のウルトラヒーローソングに、会場中が酔いしれた。

続く9曲目は、高見沢さんをセンターに『ULTRA STEEL』が、そして最後は全出演者が壇上に揃い『Final Wars!』を全員で歌い分けながら熱唱! この日のライブは一旦幕を下ろした。

鳴り止まないアンコールの声に応えて、この日の出演者が全員ステージに登場。そして全員で「ウルトラセブンの歌(全員)~ウルトラマンダイナ(つるの剛士)~ウルトラマンタロウ(水木一郎、ボイジャー)~Spirit(全員)~ZEROの掟(DAIGO、宮野真守)」からなる「ウルトラマン組曲『サーガ』」を演奏。会場もステージも最高潮に盛り上がっていた。
続いては、スペシャルゲストとしてウルトラマンに変身するハヤタ隊員役を演じた黒部 進さんがステージに呼び込まれた。リアルタイムで『ウルトラマン』をテレビで観ていたという高見沢さんは、黒部さんの登場で高見沢少年に戻っていく。そして、タキシード姿の黒部さんと共に、客席も一緒に大合唱した「ウルトラマンの歌」で、ウルトラマンの日を彩った。
そしてラストは、全員でもう一度「オーブの祈り」を熱唱! ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンオーブも登場し、この日のクライマックスを迎えた。

こうして、最初から最後まで客席総立ちのライブは幕を降ろし、ここに新たな伝説の一歩が踏み出された。

<セットリスト>
1. ULTRA Record Award Medley
2. ウルトラマンギンガの歌
3. 君だけを守りたい2013
4. ULTRA BURN -Dedicated to ULTRA HERO-
5. ULTRA BRAVE
6. Legend of Galaxy ~銀河の覇者
7. ウルトラマン物語(ストーリー) ~星の伝説~
8. オーブの祈り
9. ULTRA STEEL
10. Final Wars!
(ENCORE)
11. ウルトラマン組曲「サーガ」
12. ウルトラマンの歌
13. オーブの祈り

【THE LEGENDS 1966】7月10日(日) 大ホール(2階)

50年前、杉並公会堂に集ったレジェンドたちが再び集結!
ハヤタ隊員こと黒部進さんをはじめ、フジ隊員役・桜井浩子さん、イデ隊員役・二瓶正也さん、ホシノ少年役・津沢彰秀さんらメインキャストと共に、メガホンを執った飯島敏宏監督・満田かずほ監督(※)が一堂に会しました!
また、ウルトラマンのスーツアクターをつとめた古谷敏さんが、当時と同様にあの姿で登場!
アラシ隊員役・毒蝮三太夫さん、ナレーターの石坂浩二さん・浦野光さんはビデオレターで参加。半世紀前に放送された「ウルトラマン前夜祭」のダイジェスト映像も上映され、またウルトラマンシリーズを彩ってきた名曲の数々を、ボイジャーと大門一也(Project DMM)がメドレー形式で披露しました。

そして、主役であるウルトラマンは、なんと50年の間に地球に降り立った42人を引き連れ、全ウルトラ戦士が大集合!最新ヒーロー・ウルトラマンオーブに変身するクレナイ ガイ役を演じる石黒英雄さんも登場し、黒部 進さんと固い握手を交わし、ハヤタからガイへ、そしてガイからハヤタへと、メッセージを交換しました。

<出演者>
黒部進/桜井浩子/二瓶正也/津沢彰秀/古谷敏/飯島敏宏/満田かずほ(※)/石黒英雄/大門一也(Project DMM)/ボイジャー
※“かずほ”は「禾」へんに「斉」

<登場キャラクター>
全ウルトラヒーロー、ベムラー、ピグモン、バルタン星人、イカルス星人、イーヴィルティガ、ブリッツブロッツ、グドン、デマーガ、レッドキング

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写真左から、飯島敏宏、津沢彰秀、桜井浩子、黒部 進、二瓶正也、古谷 敏、満田かずほ

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写真左から、瀬下千晶(ボイジャー)、大門一也(Project DMM)、TAKERU(ボイジャー)
(写真手前:ウルトラマンエックス)

<イベントレポート>

★全てはこの戦いから始まった!

スクリーンに上映される宇宙空間の映像。青い球と、それを追う赤い球が、激しく衝突しもみ合いながら飛行する。
二つの球が向かう先には地球が…
赤い球が落下し、激しくフラッシュすると、舞台上にはハヤタの姿が。

爆音と共にベムラーが雄叫びを上げながら登場。ハヤタはベーターカプセルを取り出し、掲げる。
閃光が輝くとウルトラマンが登場。放送当時を彷彿とさせる戦いを見せ、カラータイマーが赤く点滅するも、最後はスペシウム光線でベムラーにトドメを刺し、宇宙へと飛び立っていった。

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そしてTBS・安東弘樹アナウンサーの司会進行で、イベントが始まりました。

★科学特捜隊 再び集結!

まずは50年前にもここ杉並公会堂に集まった科学特捜隊のハヤタ隊員(黒部 進さん)、フジ・アキコ隊員(桜井浩子さん)、イデ隊員(二瓶正也さん)、そしてホシノ少年(津沢彰秀さん)が登場しました。

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写真左から、津沢彰秀さん、桜井浩子さん、黒部 進さん、二瓶正也さん

まずは科特隊の皆様に、50年経っての感想や、それぞれの役に対する率直な思い、撮影時の苦労話などを語って頂きました。

黒部 進さん
ハヤタをどの様に演じるか悩みましたが、ヒーローと言うのはカッコ良くて、スマートで、クレバーで、勇気のある青年を演じようと思って、一生懸命でした。アフレコでは、タイミングを合わせるのが得意で無かったから、ムラマツキャップ役の小林昭二さんに指導を受けながらやりました。

二瓶正也さん
イデ隊員は僕が好きなタイプの人で、素直に役に入れました。
アフレコをスムーズに進める為、演技にきっかけの動作を入れる等、工夫していました。

桜井浩子さん
50年経って、みんなが集まって、お客さんに来て頂いて、今にもうるうるしそうです。

津沢彰秀さん
『ウルトラマン』という歴史的な作品に出演できて感謝の極みです。
科学特捜隊の制服を着用した瞬間、天にも昇る気持ちでした。
ホシノ少年は、勇敢で、好奇心が旺盛で、正義感があって、登場すると毎回事件が巻き起こるので印象深い作品でした。

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★無重力弾でゼットンをも倒したスーパーガン!

科学特捜隊と言えば、オレンジ色の隊員服、ジェットビートルなどの航空機や、流星バッジ型通信機、スーパーガンやスパイダーショット、マルス133などの武器も印象に残りますが、銃を手にして怪獣と戦うシーンの撮影では、合成を考慮に入れて演技をするのに苦労したエピソード、構えるときの細かいアクションを工夫した話などが披露されました。
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※津沢さんが颯爽と構えるスーパーガンは、バンダイ「TAMASHII Lab(タマシイラボ)」から近日発売予定

★アラシ隊員より緊急通信!?

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ここで、流星バッジのコール音が鳴り響き、スクリーンにはアラシ隊員を演じた毒蝮三太夫さんが登場しました。アラシを演じるにあたっての思い出や、撮影での苦労話などをお話し頂きました。

毒蝮三太夫さん
アラシ隊員は正義感が強くて、力持ちで射撃も上手と、俺にとっちゃ儲け役だよね。サイン会で子供たちが集まって来る程、人気があったので、体調には一番気を付けてたね。それと、俺の美貌と若さをどう表現するかってのをいっつも考えてカメラの前に立っていたね(笑)。
撮影では、怪獣が全く見えないので、「バルタン星人だ」「ザラガスだ」「ネロンガだ」「ジラースだ」と、怪獣によってどういう違いの顔で驚くかなんて、演劇学校で教わっていないよ。それをやったってのは、さすがアラシ隊員だね。だけど、監督たちは俺達の演技指導に苦労なさったんじゃないですか。
50年はあっという間に過ぎたけど、50年後、100年後でもきっと俺は生きてて、皆さんの前に出られるかもしれませんよ。化け者だね(笑)。会場の皆さんは、50年前の前夜祭を知らなかった人もいるでしょうけど、こういう事があってウルトラマンが始まったという訳です。その時に出ていた役者さんは、亡くなっている方も多いです。でも、ウルトラマンは永遠に不滅です。

アラシ隊員からの通信が終わり、出演者の方達からは、毒蝮さんとの思い出や、ロケ先での苦労話などをお話し頂きました。個性ある隊員が集まった訳ですが、桜井さんによると、ムラマツキャップ役を務めた故・小林昭二さんが皆を引き締めてくれたので、みんなで頑張ったそうです。

そしてスクリーンには、ムラマツキャップの活躍シーンが次々と流され、小林さんとの思い出話に花が咲きました。

桜井浩子さん
小林さんは、明るくて朗らかで、酒飲みで、でも仕事の時はきっちりとしていて、本番前に「おい、行くぞ!」とキャップの声がかかると、みんなピシッとなるという、そういう人でしたね。校長先生みたいな人でした。

★「ウルトラマンになった男」登場!

『ウルトラマン』を彩った出演者は、科特隊の皆様だけではありません。ウルトラマンを演じた古谷敏さんが登場し、「ウルトラマン前夜祭」でのエピソードや、ウルトラマンを演じた事の思い出等を話して下さいました。

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古谷敏さん
僕はアクション俳優ではなかったので、奇をてらわず、自然体で怪獣と戦ったのが、結果的に良かったと思います。
ウルトラマン役として声をかけてくれた成田亨先生は、とてもやさしい方というのが第一印象で、最初はウルトラマン役を断り続けていたのですが、一週間くらい言われ続けて決めました。成田さんからのお話でなければ、お断りしていたと思います。成田さん、金城哲夫さんのお二人があって、ウルトラマンがこの世に生まれたのだと僕は信じています。

★顔は出なくても、声は忘れない!

作品を補足するナレーションの存在も、『ウルトラマン』において重要でした。当時、ナレーターを務めた石坂浩二さん、浦野光さんからのビデオメッセージが紹介されました。

石坂浩二さん
映像では映っておりませんでしたが、50年と言う事で、大変喜んでおります。50年に向かってこられた方々の努力も大変なものがあったと思うし、今日集まってくれた皆さんにも心から御礼申し上げます。
『ウルトラQ』の話が来たとき、特撮映画が好きだったので楽しみにしていて、ナレーションを読む時は映像を見ながらというのはほとんど無かったのでちょっとがっかりしましたが、オンエアを観るとそれぞれが素晴らしい作品でした。

ウルトラマンで担当した話数は、社会的なテーマが匂ってくる様な作品が多かったように覚えています。佐々木守さんをはじめとして、社会派の方達が多く、またそういうものが受け止められる様な世情であったのかもしれません。

特撮の連続ものというものは『ウルトラQ』が最初ですし、続く『ウルトラマン』のシリーズは世界的にも珍しい特撮シリーズだったと思います。
それぞれの内容も面白いところがあって、だからこそ長く続いていて、新たに綺麗な画像にして観て頂いているのもうなずける気がします。当時のスタッフの方達が心血を注いで、魂を吹き込む様な気持ちで作った作品が数多くあると思います。
ウルトラマンシリーズは50年を節目として、これからも生き続けて行くんじゃないかと期待していますし、皆さんも応援して下さればと思います。

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浦野 光さん
石坂さんに続いて『ウルトラマン』のナレーションをやる事になった時は、本当に嬉しかったです。いざやる事になりましたら、特撮が凝っていた為なかなか映像のOKが出ずに、ナレーション収録現場まで画がまわってこないんです。収録当日に画を見ないで録音するのですが、「そこ長いよ。0.5秒、いや0.3秒くらい短くしてくれ」等の注文をこなしてきた事が、後々CMの仕事をするときに大変役立ちました。
その他、ゾフィーの声も担当しました。台詞は少なかったのですが、観て下さった方の印象に残っていた様で、「あれは良かったですね」と二言三言であんなに褒められた事は無かったです。
あれから50年経ちます。これからもウルトラマンを宜しくお願いします。次に来るウルトラマンのシリーズを、いつまでも見守って下さい。

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★シリーズの原型を築き上げた男・金城哲夫

ウルトラマンシリーズ最大の功績者の一人といえば、多くの脚本を担当した金城哲夫さん。出演者の方々から、金城さんにまつわるお話を頂きました。

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桜井浩子さん
金城哲夫さんは『ウルトラQ』で初めてお会いした時に、とても明るい顔で「これが君、ヒロインだよ、君の役だよ、江戸川由利子」とにっこりされていて、まつげがとても長かったのが印象に残っています。
亡くなられてからも、故郷・沖縄の「松風苑」に行って色々なお話を聞かせて頂いてます。

黒部 進さん
撮影中はさほど親交はなかったのですが、鬼籍に入られてから生家でお部屋を見せて頂いた時、机などがそのまま残っていて感無量になった記憶があります。

津沢彰秀さん
お目にかかった事は何回かありますが、11歳の少年からは話しかける事はできませんでした。

二瓶正也さん
金城哲夫さんは、同じ玉川学園の先輩だったので、繋がりのようなものを感じています。

古谷敏さん
ウルトラマンは毎回毎回怪獣を倒していたので、金城さんに「たまには怪獣を倒さないで、そっと宇宙に返してあげる様な、そんな優しいウルトラマンのお話をやってくれませんか?」と相談をしたところ、すぐにヒドラ(第20話「恐怖のルート87」)、それからウー(第30話「まぼろしの雪山」)の話を書いて下さった、そんな素晴らしい、優しい方でした。

★作品を作り上げた監督陣が登場!

そして、第10話「謎の恐竜基地」、第37話「小さな英雄」など、印象的なエピソードを手掛けられた満田かずほ監督が、「小さな英雄」に登場したピグモンにエスコートされ登壇。撮影中のエピソードなどを披露して頂きました。

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満田かずほさん
第10話、11話のロケで静岡県の下田に行っていた時に、『ウルトラマン』第1話の放送があり、ホテルのロビーに1台しかなかったカラーテレビを、出演者・スタッフ30数名で囲んで観ました。

第37話では、イデ隊員の「結局、ウルトラマンがいればいいんじゃないか」というジレンマを、二瓶さんが見事に演じてくれた思い出があります。
私は隊員にスポットを当てるのが割と好きで、以前から知り合いだった石井伊吉(毒蝮三太夫)さんには、時代劇っぽい感じでお願いしたりもしました。

二瓶正也さん
コーヒーに角砂糖を入れるシーンは、何回もやり直していい作品になりました。

★最後は「バルタン星人の生みの親」!

ここでピグモンは退場し、続いて最後のトークゲスト、第2話「侵略者を撃て」など多くの印象に残るエピソードを監督されました飯島敏宏監督が、「侵略者を撃て」に登場したバルタン星人にエスコートされ登壇しました。

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飯島監督は、50年前に杉並公会堂で行われた「ウルトラマン前夜祭」にスタッフの一人としていらっしゃった貴重な関係者でもあります。

飯島敏宏さん
前夜祭の舞台裏は大混乱で、大変でした。今日はスムーズに行ってますね(笑)
『ウルトラQ』で初めて特撮を手掛けたのですが、免許を取って初めて高速道路に乗った様な気分でした。みんな若かったので怖いもの知らずで色々な事をやりました。
ウルトラマンはどう変わって行こうと、どうあろうと、一番であって欲しいと願っています。

★飯島・満田両監督が語る「特撮の神様」

飯島監督、満田監督より、円谷プロの創業者・円谷英二監督にまつわるお話を聞かせて頂きました。

飯島敏宏さん
円谷英二監督は、みんな「おやじさん、おやじさん」と呼んでいました。
僕なんかは、子供の頃、円谷英二監督の特撮映画を観ていて、「特撮の神様」と呼ばれていた人ですから、とても手の届く存在ではありませんでした。

満田かずほさん
円谷英二監督とは『ウルトラQ』で初めて一緒に仕事をさせて頂いたのですが、1964年の東京オリンピックでマラソンに(同郷の)須賀川出身の円谷幸吉選手がエントリーされたので、ご親戚かどうか尋ねたら、「いや、知らないな」って言ってたのが、銅メダルを取ったら「あいつは親戚なんだ」と(笑)。後で聞いたら、説明しにくい様な遠い親戚だそうですが、英二さんはかなりお茶目なところもありました。

★50年前の「ウルトラマン前夜祭」が帰ってきた!

ここで、50年前に杉並公会堂で行われた「ウルトラマン前夜祭」のダイジェスト映像が、登壇者のコメントを交えて上映されました。

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そして映像終了後、ウルトラマンが颯爽と登場! 50年前と“同じ”不変の勇姿です。

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★ボイジャー&大門一也さんによるウルトラヒーローソングメドレー!

ゲストの方々は一旦退場し、ボイジャー&大門一也さんにより、シリーズを彩ってきた名曲の数々が披露されました。

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★圧巻!ウルトラヒーロー全43体登場!

最後の曲が終わるとステージが暗転し、高らかな効果音と共に幕が開くと、全ウルトラヒーローが出現!ウルトラマンからウルトラマンエックスまでの全42ヒーローが紹介されました。

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そして最新ヒーロー・ウルトラマンオーブも登場!
さらに、オーブに変身する謎の風来坊、クレナイ ガイを演じる石黒英雄さんも登壇致しました。

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★伝説は受け継がれる。初代ヒーローと新ヒーローの歴史的邂逅!

最後に、この日の出演者が全員ステージに登場。始まりのウルトラマン・黒部さんとウルトラマンオーブ・石黒さんが歴史的な邂逅を果たし、固い握手を交わしました!

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黒部さんから石黒さんへ「君に任せたぞ!」と力強いメッセージが送られ、石黒さんはそれに答えて「50周年にふさわしい、そしてウルトラマンの名に恥じぬ様、最高の作品にしていきたいと思います。そして、ハヤタ隊員のような素晴らしい人間である様に頑張っていきます!」と、意気込みの感じられるメッセージが表明されました。

こうして、半世紀ぶりのイベントは、これまで築き上げてきた歴史のバトンを、次の世代に託して幕を下ろしました。皆様の応援がある限り、ウルトラマンは永遠に不滅です。そしてウルトラヒーローは次の50年に向けて歩み続ける事でしょう。これからもヒーロー達の活躍をご期待ください。

©円谷プロ ©ウルトラマンオーブ製作委員会・テレビ東京

【ウルトラトークライブ】7月9日(土)、10日(日) 小ホール(地下2階)

小ホールでは7月9日(土)、10日(日)の両日に渡り、ウルトラマンを愛する様々なゲストを招いた「ウルトラトークライブ」を実施。初期~最新作のスタッフや、出演者による特撮現場の貴重なエピソードから、ウルトラマンを題材にした落語会まで、バラエティに富んだ内容で、観客の方々を楽しませてくれました。

<7月9日(土)>


・「伝説と未来を繋ぐ -これがウルトラマンの世界だ-」
田口清隆(映画監督)、三池敏夫(特技監督)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

トークライブの第1弾は、最新のウルトラマンや特撮の現場で腕を振るう特技監督をお招きし、かつてウルトラマンにどんな影響を受けたのか? そして、これからどんな特撮映像を創っていきたいかをうかがっていこうというコンセプトで幕を開けました。田口監督の『ウルトラマンX』メイキング解説や、三池監督の『ウルトラマンサーガ』メイキング解説は、特撮に対する様々なアプローチの違いを知る事が出来る貴重な機会となりました。また、両監督お薦めのウルトラマンシリーズ名場面では、三池監督は国立競技場・大阪城・神戸港・そして超高層ビル群が立つ前の新宿など、特撮美術監督出身の観点から、数々の作品を解説。一方の田口監督は、メトロン星人の夕陽の対決と、ムルチの長回し(カットを割らずに延々と戦いが続く)対決シーンが好き過ぎて、『ウルトラマンギンガS』の担当回では「両方を足して2で割らない」特撮シーンを演出した事を自ら明かし、場内大爆笑となりました。また、こうした特に密度の高い特撮シーンを大画面で再見出来た事も、観客の方々の大きな贈り物となったようです。

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・「ウルトラ・ディープトーク」
樋口真嗣(映画監督・特技監督)、原口智生(映画監督・ミニチュア修復師)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

原口監督は、メイン監督を担当した『ウルトラマンメビウス』のテーマ曲で登場。そして樋口監督は『ウルトラファイト』の新撮影編でお馴染みのエレキ曲で登場! これは事前に出囃子の希望曲をお聞きしての趣向でしたが、それぞれに監督の個性が出ただけでなく、楽器編成の違いもウルトラの歴史である事を感じる瞬間となった様です。特撮の最前線で活躍するお二人ですが、かつては特撮の現場で過酷な体験もあったそうなのですが、満面の笑みでトークに参加される姿には、やはり特撮への夢や可能性に勝るものは無い、と感じさせてくれました。そんなお二人から初めて披露されたのが『ウルトラマンパワード』で接点があったというエピソード。近く『パワード』や『ウルトラマンG』が初Blu-ray化される映像告知もなされたばかりでしたから、実にタイムリーな話題で、最大の聞きどころとなった様です。そして樋口監督によるキャメラマン時代の大岡社長の“ガチ”なリスペクトは、大いに会場を沸かせ…実は観客席でステージを見守っていた大岡社長を巻き込み、思わぬ楽しい展開となりました。

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・「昭和のウルトラ・ファスートエピソード」
出演:森次晃嗣(俳優)、桜井浩子(俳優)、宇野常寛(評論家・『PLANETS』編集長)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

7月22日に昭和ウルトラマンシリーズの第1話を集めた『ウルトラマンBlu-rayセレクトシリーズ ファーストエピソード編』が、バンダイビジュアルより発売されるのを記念して、各名場面をHDリマスター2.0の高画質で紹介していこうというコンセプトでトークがスタート。宇野さんは『レオ』と『80』の間の頃に生まれた世代だそうですが、再放送やビデオなどで初めてウルトラに出会った世代ならではの視点は興味深く、大学の授業では『ウルトラQ』を学生たちに見せ、桜井さんのリスペクトを語られたそうです。この日は特に『Q』の第1話名場面も特別上映。桜井さんは『Q』の頃は手探り状態ながら、『Q』の成功があって『マン』に入ったので、スタッフも自信に溢れていたというエピソードは、当時の勢いを知る貴重な証言でした。森次さんも“セブンのファンは再放送世代”と分析されていて、本放送当時とはファンの反応が全く違うという体験談を披露していただきました。ウルトラは時代を超える事で、次々と新しい感覚のファンが生まれてきている事を実感するトークとなりました。

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・「ウルトラ・マニアックトーク」
出演:山田五郎(評論家)、みうらじゅん(イラストレーターなど)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

サブカル界の雄にして『ウルトラQ』『ウルトラマン』直撃世代である山田さん、みうらさんの登場とあって、多くの方々が大注目。お二人のお話をうかがうと、それまで映画でしか見られなかった怪獣が、毎週テレビで見られる様になったインパクトは絶大だったとのこと。そんなウルトラマン怪獣たちを秘蔵三面写真で紹介するコーナーは、お二人の解説が笑いも交えて的確で、会場からは感嘆の声と爆笑が入り交じるという、他のトークライブでは見られなかった展開に。また、山田さんからの提案で実現した、映像から抜き出した『ウルトラマン』全39話サブタイトル集は、独特の書体も含め、「文学的で良かったよね~」とのコメントに、改めて当時のスタッフのセンスの良さを感じた観客の方々の反応も大きく、お二人の “話術” が、ぐいぐいとウルトラ再発見に繋がっていくのが感じられました。そして、最後にみうらさんからの重大発表が…なんと、遠縁の方のご結婚がきっかけで、現在みうらさんは、円谷家と親戚関係にあるのだとか!

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<7月10日(日)>


・「伝説の現場を撮ったカメラマン」
出演:大島康嗣(カメラマン)、河崎実(映画監督)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

まずは7月16日に新作映画『大怪獣モノ』の公開を控えた河崎監督が、『ウルトラQ』や『ウルトラマン』が放送された時代を知る子どもの代表として登壇。実は『大怪獣モノ』は、ウルトラマンシリーズに出演された方々が大挙出演されている映画でもあるのです。そして、満を持して登壇されたのが、講談社の大島カメラマン。数々の名ショットを撮ってきた大島さんですが、実は当時の撮影器材の不自由さから、ご自分が満足しているカットは殆ど無いのだそうです。しかし、大島さんが特撮の現場で粘りに粘って撮ったカラーのカットは、児童誌の表紙やグラビアページを飾り、多くの子どもたちの胸を熱くしていきました。また、大島さんが撮った『ウルトラマン』の写真30点余りを集めた映像は、会場からも「これは大島さんが撮った写真だったのか!」と感嘆の声が上がりました。特に、ラストに投影された”スペシウム光線ポーズで正面からウルトラマンを捉えたカット”を、河崎監督が「世界一有名なカット」として紹介するなど、大島さんリスペクトの感動的なひと言となり、大島さんへの拍手喝采で幕を下ろしました。

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・「ウルトラ・愛トーク」
出演:関智一(声優)、潘めぐみ(声優)、博多大吉(芸人)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

実は向井アナウンサーは大のウルトラファンとして知られ、今回の司会もウルトラへの“愛”から決定したものでした。この日も、早朝のニュースに出演するなど多忙であったにもかかわらず、最高のテンションでトークを展開。特に関さんとの、ドライブする時の音楽メニュー話でかなりの盛り上がりを見せました。潘さんは『ウルトラマンティガ』の「ウルトラの星」が大好きというエピソードを熱烈に披露。また、何故か家にあった『帰ってきたウルトラマン』のビデオを、本当にテープが擦り切れるまで何度も見ていたのだそうです。こうした3人のパワーを前に冷静にツッコミを入れたのが大吉さんで、大吉さんが司会?という爆笑場面もありました。また、関さん・潘さんは月刊ヒーローズで好評連載中の『ULTRAMAN』モーションコミックに声優として参加。更に潘さんからは『ウルトラ怪獣擬人化計画』に関する耳寄り情報も! 大吉さんは、通常の番組でも、機会あらばウルトラ関連のシャツや時計などを身に付けている事が向井さんの問い掛けで発覚(笑)。これから大吉さんの服装には、ぜひ注目です。

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・「スペシウム光線を描いたレジェンド」
出演:飯塚定雄(光学撮影)、田口清隆(映画監督・特技監督)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

飯塚さんは、なんと初代『ゴジラ』の頃には美術スタッフとして特撮の現場に参加し、後に円谷英二特技監督の強い薦めで、合成スタッフとなりました。合成とは、例えば実際の景色と怪獣とをひとつの画面に組み合わせたり、超兵器から光線が発射されるなど、フィルムの技術を知り尽くしていなければ出来ない、高い精度が求められる仕事でした。後に飯塚さんはスペシウム光線など、作画した光線を映像と合成する作画合成の分野で第一人者となり、そして80歳を越えた現在もパソコンに向かい、優れた感性で作画合成を手掛けています。また『ウルトラマン』のオープニングに登場する怪獣シルエットのアイディアも、飯塚さん直々の披露となりました。今回は更に『ウルトラマンX』で、田口監督が直々に飯塚さんへ依頼して描いてもらったという、グリーザの破壊光線にまつわるメイキング(劇場版『ウルトラマンX』の映像特典として収録)を、特別先行公開。現存する『ウルトラマン』の初公開・未合成フィルムなども見ながら、合成の面白さと創意工夫について語られていきました。

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・「ウルトラマン落語会」
出演:柳家喬太郎(落語家)、柳家喬之助(落語家)
司会:向井政生(TBSアナウンサー)

落語界きってのウルトラマンファンである柳家喬太郎師匠、そして柳家喬之助師匠が、ウルトラマンシリーズを題材にした落語3作を披露するという、ウルトラトークライブ最後の、ビッグイベントとなりました。しかも、3作目はこの日のために喬太郎師匠が考案した新作という、落語ファン・ウルトラファン両方にとっても夢のような展開です。喬太郎師匠曰く、通常の落語会でもウルトラマン・ネタを披露した事があるのだそうですが、客席には当然ながら古典落語のファンが多いため、いまひとつ反応が薄かったと言います。ところが今回は”明らかにいつもと客層が違う!”と感じられたそうです。しかも、喋れば喋っただけ大きな反応が帰ってきて、最初の内はとても嬉しかったそうですが、新作披露の時、あまりの好感触に”これは絶対に失敗する訳にはいかないぞ…”と、逆に喬太郎師匠の中で焦りが出てきたと言います。最新作は、まだ出来たばかりで題名がありませんでした。今回の「ウルトラマン落語会」の模様は、後日、日本コロムビアよりDVDが発売予定です。未見の方も、もう一度見たいという方も、どうぞお楽しみに!

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★当日の演題
一席目:喬太郎師匠「抜けガヴァドン」
二席目:喬之助師匠「二人のウルトラ」
三席目:喬太郎師匠「ウルトラの郷(さと)」※新作

関連情報:ウルトラマン Blu-ray Series

1966年より放送された『ウルトラマン』は、半世紀を経た今もなお不滅の人気を誇り、シリーズ作品が次々と生み出されています。円谷プロダクションでは、ウルトラマンシリーズの作品群を現在の高画質視聴環境でもお楽しみ頂ける様、HDリマスターを実施。現在、第11弾までBlu-ray商品の発売が決定しています。

<ウルトラマン Blu-ray Series 一覧> ※発表順
(好評発売中)
第1弾:HD Remaster2.0 ウルトラマン Blu-ray BOX(全3巻)
第2弾:HD Remaster2.0V ウルトラマンティガ Complete Blu-ray BOX
第3弾:HD Remaster2.0 ウルトラセブン Blu-ray BOX(全2巻)
第4弾:HD Remaster2.0V ウルトラマンダイナ Complete Blu-ray BOX
第5弾:HD Remaster2.0 帰ってきたウルトラマン Blu-ray BOX
第6弾:HD Remaster2.0V ウルトラマンガイア Complete Blu-ray BOX

(今後の発売予定)
第7弾:HD Remaster2.0V ウルトラマンA Blu-ray BOX ※2016年9月27日(火)発売予定
第8弾:ウルトラマン Blu-ray Select Series ファーストエピソード編 ※2016年7月22日(金)発売予定
※『ウルトラマン』~『ウルトラマン80』まで、7作品の第1話をワンパッケージに!
第9弾:HD Remaster2.0V ウルトラマンゼアス 1&2 Blu-ray ※2016年12月22日(木)発売予定
第10弾:HD Remaster2.0V ウルトラマンG Blu-ray BOX ※2017年1月27日(金)発売予定
第11弾:HD Remaster2.0 ウルトラマンパワード Blu-ray BOX ※2017年3月24日(金)発売予定

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※HD Remaster2.0:放送用HDマスターをさらにブラッシュアップした、 史上最も美しく、フィルムの粒状性も残したHD映像
※HD Remaster2.0V:完成原版がビデオマスターとなった平成シリーズ。そのマスターを、現在の最良の技術でHDアップコンバートし、ノイズ除去などブラッシュアップを重ねたもの。ビデオ原版(V)で最も美しい映像です

ウルトラマン Blu-ray Series公式サイト:http://m-78.jp/ultraman-bd/

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