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豪華ゲスト登場!東京国際映画祭2022『ウルトラセブン』55周年記念特別上映後舞台挨拶レポート

東京国際映画祭2022では、10月26日(水)から10月29日(土)までの期間、『ウルトラセブン』を「対話」「特撮」「ヒーロー」という3つのテーマにもとづき、厳選した12エピソードの4K特別上映と、各上映会後に豪華ゲストが登場して舞台挨拶を行い55周年を振り返りました。

10月26日(水)18:00~「対話」 TOHOシネマズシャンテ スクリーン1上映

【上映】

第6話 「ダーク・ゾーン」

第7話 「宇宙囚人303」

第37話「盗まれたウルトラ・アイ」

第42話「ノンマルトの使者」

【舞台あいさつ】

満田かずほ(『ウルトラセブン』メイン監督) ※「満田かずほ」の「かずほ」は「禾」に「斉」

切通理作(批評家)

企画書にあった「ダンとアンヌの淡いラブロマンス」を描くことを正直に守ったのは、金城哲夫と自分だけかもしれない(笑)

テレビシリーズを見ていたクラシックファンから、若い世代まで幅広い観客で満席の映画館で、上映後舞台あいさつに立った、『ウルトラセブン』メイン監督の満田かずほさんと『ウルトラマン』シリーズに造詣も深い批評家の切通理作さん。

満田監督は、「1967年に撮影が始まった時には30歳。昨日、お昼何食べたかは忘れているのに、その頃のことはよく覚えているんですよ」と会場を笑わせ、当時の撮影裏話などを語りました。

特に今回上映された2本の監督をする中、前半と後半で、ダンとアンヌの変化やシリーズを通した2人の関係を描くことに注力したこと、それを受けての最終回の撮影秘話、さらに上映のテーマである「対話」についても、「55年前は意識しなかったが、改めて『対話』について考えると地球人と宇宙人との対話に大きく絞られる。それは現代に通じる部分がある」と熱心に話しました。

10月28日(金)21:20~「特撮」 TOHOシネマズシャンテ スクリーン1上映

【上映】

第3話 「湖のひみつ」

第14話「ウルトラ警備隊西へ」(前編)

第15話「ウルトラ警備隊西へ」(後編)

第26話「超兵器R1号」

【舞台あいさつ】

鈴木清(『ウルトラセブン』撮影) 

白石雅彦(特撮研究家/脚本家)

特撮でピアノ線が見えたら、釜めしをおごらなきゃいけないので、皆「釜めしカット」と呼んでました。でも実際は円谷英二さんがご馳走してくれたんです。

遅い時間の上映にもかかわらず、満席のなか熱いファンに見守られトークがスタートしました。ウルトラマンシリーズにも造詣の深い、特撮研究家で脚本家の白石雅彦さんも加わり、『ウルトラセブン』の「特撮」についての裏話などが話されました。

1967年当時25歳だった鈴木清さんは、『ウルトラマン』を経て、『ウルトラセブン』で新たに工夫、進化した「特撮」について、『ウルトラマン』では機体は竹竿に吊るして飛ばしていたが、『ウルトラセブン』ではクレーンを使った操演を行い、カーブして飛ぶ機体の傾き感を表現できるようになった。また、スモークも新たに「フォグメイカー」という機材を導入し、より進化した「特撮」を実施したことなど、当時のスタッフならではの逸話を披露しました。

10月29日(土)13:30~「ヒーロー」 TOHOシネマズシャンテ スクリーン1上映

【上映】

第39話「セブン暗殺計画」(前篇)

第40話「セブン暗殺計画」(後編)

第48話「史上最大の侵略」(前編)

第49話「史上最大の侵略」(後編)

【舞台あいさつ】

森次晃嗣(『ウルトラセブン』モロボシ・ダン役)

モロボシ・ダンは、分身だと思います。身体の中心部に入っています。それをずっと背負ってきました。

『ウルトラセブン』の中でも傑作として名高い、『セブン暗殺計画』と最終話『史上最大の侵略』の上映後に、スーツ姿で登場した森次さんは、東京国際映画祭のレッドカーペットをウルトラセブンと一緒に歩いた感想や、「ヒーロー」モロボシ・ダンを24歳の時に演じた撮影の裏話、そして55年経った今も自分の中に生きているモロボシ・ダンについて、時に会場の笑いを誘いながら、話しました。

最後のフォトセッションでは、「ウルトラアイ」を使ってポーズを決め、最終話の名セリフ「西の空に明けの明星が輝くとき、ひとつの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ」で締めくくり、会場は満場の拍手に包まれました。

10月29日(土)17:00~シンポジウム 丸ビル マルキューブにて開催

【登壇】

樋口真嗣(監督)

樋口尚文(評論家/監督)

氷川竜介(アニメ特撮研究家/明治大学大学院特任教授)

東京国際映画祭の最後を飾るシンポジウムには、『ウルトラセブン』に造詣の深い3人の登壇者を迎え、初めて『ウルトラセブン』を見た幼少期の話から、時代背景、影響を与えた作品など、55年経っても色褪せない作品の深層に迫る熱く、濃密なトークが1時間余にわたり繰り広げられた。また、会場からの質疑応答も行われ、17歳の高校生から質問が出るなど、「未来」を見据えたシンポジウムとなりました。

TSUBURAYA IMAGINATIONでは各舞台挨拶やイベントの様子を配信予定

・11月7日(月)「対話」配信

・11月14日(月)「特撮」配信

・11月18日(火)レッドカーペット配信

・11月21日(月)「ヒーロー」配信

・11月28日(月)「シンポジウム」配信

お楽しみに!

関連サイト

東京国際映画祭公式サイト

www.tiff-jp.net

ウルトラセブン55周年記念サイト

https://seven55th.m-78.jp/

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