「奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解展」弥生美術館(東京都文京区)にて本日7/6(金)より開催!
1960年代後半から70年代前半にかけて、少年雑誌の巻頭グラビアや図解記事をはじめ、多彩なジャンルで才能を発揮した希代のプランナーにしてジャーナリストである大伴昌司の世界を、当時の雑誌資料などからご紹介致します。
■開催概要
展覧会名:奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解展 ……一枚の絵は一万字にまさる……
会場:弥生美術館(東京都文京区弥生2-4-3)
会期:2012年7月6日(金)~9月30日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(但し、8/13(月)は臨時開館。7/16(月・祝)開館、翌7/17(火)閉館。9/17(月・祝)開館、翌9/18(火)休館)
料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円
(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
【イベント】
8/12(日) 15:00~:学芸員によるギャラリートーク(事前申込み不要)
9/8(土):河崎実(映画監督)トークショー(要予約)
申し込み方法等、詳細につきましては、弥生美術館のWebサイトをご確認下さい。
写真左:「かわりだね怪獣のひみつ」(部分)
(講談社「少年マガジン」昭和41年12月25日号)
写真右:「バルタン星人」図解下図
大伴昌司(1936~1973)は、1960年代後半から70年代前半にかけて、少年雑誌の巻頭グラビアや図解記事の企画・構成・レイアウトを手がけたほか、ミステリ雑誌・SF雑誌のライター、テレビ脚本、映画評論など、多彩なジャンルで才能を発揮した希代のプランナー、そしてジャーナリストです。
また大伴は、「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣の性格や体内構造を詳細に設定し、少年雑誌で特集を組み、「怪獣大図解」「ウルトラ怪獣入門」等の書籍で紹介して怪獣ブームの火付け役となりました。当時彼は、”怪獣博士”の異名で多くの子供達に親しまれ、様々なメディアで寵児となっています。
「一枚の絵は一万字にまさる」と、ビジュアルジャーナリズムの力を信じた大伴昌司。
本展覧会では、少年マガジンを中心とした少年雑誌で、怪獣や特撮映画、SF、恐怖文学、CM、劇画など多彩なテーマを先駆的なビジュアル構成で紹介し、多くの人に影響を与えた大伴流〈大図解〉の世界を、ラフスケッチや構想メモ、南村喬之や柳柊二、石原豪人、水氣隆義らの挿絵原画、当時の雑誌資料などからご紹介いたします。
また、若き日に寄稿したミステリ同人誌や自ら編集発行した恐怖文学同人誌、本格的なSF入門書「SFの手帖」、日本SF作家クラブ事務局長として国際SFシンポジウム開催に尽力した際の資料など知られざる仕事も取り上げ、奇才・大伴昌司の軌跡を浮き彫りにいたします。
草創期の日本SFの発展に貢献し、画期的な図解グラビアで少年たちの知的好奇心を刺激した大伴昌司。そのセンス・オブ・ワンダーの世界をお楽しみください。
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