【インタビュー】秋廣泰生 <ライター> 1

今回のインタビューは、構成や映像編集で展示会に関わったスタッフの一人。ライターの秋廣泰生さん。京都高島屋の会場を観られた様子もお聞きしました。

【略歴紹介】
秋廣泰生<ライター/YASUO AKIHIRO>
鹿児島県出身 1967年生まれ。
1980年代後半より、円谷プロ作品の原稿執筆、映像編集、設定制作、演出などを行う。
『バラサでブースカ』『ウルトラマンボーイのウルころ』『ウルトラ情報局』構成・演出、平成ウルトラセブンシリーズでは全作で選曲を担当他。。

Q.子供の頃、ウルトラセブンはご覧になっていましたか?

ウルトラセブンの特撮班が作品の準備を始めた頃に生まれているので、実は僕も今年、50周年でして(笑)
所謂、再放送世代ですよ。
毎年、夏休みに地元の鹿児島にあるホテルで、ウルトラマンのイベントがあって、どちらかというと、幼児時代はイベントへ行った思い出が強いですね。特にセブンは鹿児島では、あまり再放送されていなくて、高校三年の時に久しぶりに観たら、凄いと思いましたね。
子供の頃に見た順番はウルトラマンレオの方が先なので、個人的にはモロボシ・ダン隊長の方が印象が強いんですよ(笑)
その後にセブンを観たから、モロボシ・ダンは、なんて純粋な青年なんだと思えるんです。それを追っかけていくと、ぺダン星人との価値観の相違のやり取りや、マゼラン星人マヤとの心の葛藤があって、最終回のダンとアンヌの別れになるわけでしょう。人間として、どんどん成長していった、その先にダン隊長がある。
〈モロボシ・ダン サーガ〉というべきものが出来ているわけで、展示会の企画を聞いた時、これに関わらなくてどうするって感じでしたよね(笑)

Q.いつ頃から、特撮に関わる仕事をされたのですか?

高校を卒業してから、最初は映像の専門学校へ行って、映像の制作を目指していたんですよ。 当時、ある機会があり、円谷の方と知り合いました。その方が僕が通っていた専門学校の出身者だったんです。
その頃は、レーザーディスクが出始めた頃で、封入の解説書の制作を手伝うことになったのが、切っ掛けですね。
その後、満田さん(監督)の仕事なども一緒にやらせてもらったりして、映像製作にも関わりました。

Q.ライターとしても多くの取材をされたと思うのですが、立場が変わって改めて『ウルトラセブン』という作品は、どうように感じられましたか?

『ウルトラQ』のモノクロから、カラー化を決意し、そこへ魅力あるヒーローと防衛隊を設定したのが『ウルトラマン』。それを更にステップアップしたのが『ウルトラセブン』。スタッフの成長がまさに作品に生かされたと言われていますよね。
自分も実際に取材をして、「撮影や演出の技法、段取り等もこなれてきた」という当時のスタッフからの声を聞いています。そういう意味では、Q、マンの頃、手探りだったのが、セブンは新しいことに貪欲になって挑戦した、そんな若いスタッフの汗の結晶が、ウルトラセブンという作品なんですよ。
表向きは怪獣もの、ヒーローものなんですが、空想の世界だからこそ、人間ドラマを描けるんじゃないかと思った人が何人もいた、ということが凄いです。色々な才能が集まる環境が円谷プロにあったんですね。
また、その頃は、国内で学生運動が激化していたり、ベトナム戦争等の世情不安もあった時代。そんな空気も敏感に取り入れて、作り上げている一体感も、作品の質に表れていますね。
ドラマが良く出来ているということだけではなく、セブンがヒーローとしてカッコ良いという演出面も見逃せません。甲冑系のヒーローといえば、今でも人気ありますけど、セブンは先駆けですよ。50年前にデザインされている凄さがあります。
どんな時代でも、子供が新ヒーローから入ってもセブンに目がいくのは、そのカッコ良さが伝わるからではないでしょうか。

つづく(全3回)

【インタビュー】森次晃嗣 <俳優> 1

今回のインタビューは、モロボシ・ダンを演じ続ける男、俳優・森次晃嗣さん。京都高島屋にて行われた開会式後にお話をうかがいました。

【略歴紹介】
森次晃嗣<俳優/KOUJI MORITSUGU>
北海道出身。1943年生まれ。
1965年、テレビドラマ『青春をぶっつけろ』で俳優デビュー。
1967年、『ウルトラセブン』で初主演を飾る。以降、半世紀にわたって映画、テレビドラマ、舞台、CMなどで幅広く活躍。
今春に公開された『劇場版ウルトラマンオ―ブ 絆の力、おかりします!』にモロボシ・ダン役で出演。

Q.今回の展示会にいらっしゃる方々に、どういったこところを楽しんで頂きたいですか?

今までウルトラセブン展は多くやっているけど、今回はモロボシ・ダンにスポットを当てたんでね。その世界観で観て欲しいですね。宇宙人モロボシ・ダンがどうだったのか?改めて見直ししてほしい。宇宙人と人間のドラマがウルトラセブンなので。
ここまでモロボシ・ダンを掘り下げた企画は、初めてだから嬉しいですよ。当時にかえった気になりました。
やはり一番は、セブンとメトロン星人のジオラマでしょうね。 非常に素晴らしい。完成度は高いですよ。
あの頃はね。作り上げたジオラマを一話、一話、壊しちゃ作っての繰り返し。撮影班が汗を流して作品を支えてくれました。今はグリーンバックのCGが多い中、当時はこれぐらいのジオラマをセットに組んで、毎回撮影していたんですから。凄いことをやってたんですよ。

Q.モロボシ・ダン役は、デビューから間もなくのオファーだったとうかがったのですが?

そうですね。「天下の青年」という青春ドラマをやっている頃に、円谷プロのスタッフが観に来ていたらしい。「誰を観に来ているんだろう」と気にしていたら、僕を観に来ていたんですね。
それまでに色々とキャスティングであったんだろうけど、東宝さんの流れとしては、当時の人ではいなかったんでしょう

ね。今までの「ウルトラQ」「ウルトラマン」は東宝俳優の流れで来ていましたから。
それで円谷プロへ連れて行かされて、円谷英二さんとか一(はじめ)さんとか居た中で、何の文句もなく、「いいんじゃないか」ということで走り出したんですよ。

Q.『ウルトラQ』や『ウルトラマン』は、ご覧になられていたのでしょうか?

正直言って、当時は観てなかったですね。
ただ、科特隊のユニフォームを観て…「ちょっと恥ずかしいなぁ」とは思いましたね。 隊長役の中山昭二さんも、ユニフォームには意見を言って「あの、オレンジの隊員服は、どうにかならないのか?」って(笑)
それで出来たのが、あの斬新なデザインの警備隊のユニフォームです。 色々な経緯があって出来あがったウルトラ警備隊の隊員服ですから、如何にカッコよく着るかっていう意識に変わりましたよね。

Q.『ウルトラセブン』の終了後も、森次さんは幅広い役で活躍されておられました。特に時代劇の撮影では、よく京都にも通われたとうかがいました。

一年間、『ウルトラセブン』に出演してきて、特撮ヒーロー番組は暫くいいだろうと思っていました。同じようなオファーは色々と頂いたんですよ。
でも、役者的に云えば色々な役をこなしていくのが基本だと思っていましたから。ホームドラマとかも出演しましたね。それから色々とやり続けて、20代後半ぐらいに時代劇もやりたいなぁと思い、京都で時代劇をやらせてもらったんです。
京都は3年間、太秦に住んでいたことがありましたから。自転車に乗って、浴衣着て、大映とか京都映画と東映とかも行き来してました。それぐらい仕事しましたね。時代劇は嫌いじゃなかったから、出来たんでしょうけどね。

つづく・・・
次回は「その後のウルトラマンシリーズ出演」や「ダンは、アンヌの事が好きだったのでしょうか?」などをお伺いいたします。(全2回)

【インタビュー】森次晃嗣 <俳優> 2

今回のインタビューは、モロボシ・ダンを演じ続ける男、俳優・森次晃嗣さん。京都高島屋にて行われた開会式後にうかがったお話の後編です。

【略歴紹介】
森次晃嗣<俳優/KOUJI MORITSUGU>
北海道出身。1943年生まれ。
1965年、テレビドラマ『青春をぶっつけろ』で俳優デビュー。
1967年、『ウルトラセブン』で初主演を飾る。以降、半世紀にわたって映画、テレビドラマ、舞台、CMなどで幅広く活躍。
今春に公開された『劇場版ウルトラマンオ―ブ 絆の力、おかりします!』にモロボシ・ダン役で出演。

Q.その後のウルトラマンシリーズでも、ウルトラセブンの存在が必要になり、森次さんの出演も増えましたね?

今回のオ―ブも突然ですね。ウルトラマンの映画は何本もやっているんですけど、また声をかけて頂いて光栄ですよ。モロボシ・ダンの役だったら、嫌だって言えないから(笑)
役者・森次晃嗣としては、こちらの縦線で、モロボシ・ダンという役はリアルタイムから、やりつづけているんでね。モロボシ・ダンの役と共に、大人になっていった森次晃嗣がいるんで。
 ※『劇場版ウルトラマンオ―ブ 絆の力、おかりします!』(2017)

Q.さて、改めて今回の展示会ですが、モロボシ・ダンの目線を大事にしたものになっています。

そうですね。宇宙人のダンが回を重ねていく度に、だんだんと人間になっていく。そのダンの心の変化が感じとれると思います。まさに脚本の力でしょうね。
そして、最終回がウルトラセブンのドラマとしての最高傑作だと思います。
アンヌが淡い恋心をダンに持っているという設定に拘って撮り続けてくれた満田監督が、最終回を撮ったのが大きい。それを書いた脚本家の金城さんもね。
あの告白の台詞をキリヤマ隊長に言ってもね、「ダン、そうだったのか。うん、わかった」って感じだと思うんですよ(笑)
アンヌだから良かったんですね。衝撃的でしょ?人間だと思っていたのに、宇宙人・ウルトラセブンなんだから。
そんなダンの生き様を感じとってくれたら嬉しいです。

Q.ダンは、アンヌの事が好きだったのでしょうか?森次さんはどの様に思われますか?

それは感覚的に多少の意識はあったんでしょうね。ただ宇宙人だから、人間を愛することなんてタブーでしょうね。世界が違うわけだから。それは何処か心の隅にあったのではないでしょうか。淡い心を知りながらね。
宇宙人でありながら人間と宇宙人の狭間の中で悩むダン。そういうのは結構好きだった。
アンヌは当時20歳で、可愛かったですよ。スタッフのみんなも目線はアンヌにいってたし。僕はひいてたけどね(笑)あんまり仲良くすると、地が出るから。普段からそういう意識で作っていかないと、明るさと暗さのギャップが、なかなか出ないのではないかと思いましたね。
今でもレギュラーメンバーと会うとアンヌは「ダ~ン」って言いますよ。一年間やってきた仲間だから、お互いに役名で声をかける時もありますよ。

Q.最後に『ウルトラセブン』という作品を振り返って、現在、どの様に思われるでしょうか?

森次晃嗣より、モロボシ・ダンの方が知れわたっていて、ダンのイメージが強いことに抵抗を感じていた時期もありましたが、今となっては財産だと思っています。
渥美清さんが言ってましたけど、役者の名前よりも演じた役柄の名前を覚えられているというのは、役者にとって素晴らしいことだと。それを実感できるには時間がかかりましたが、今でも「ダン」と言われることが嬉しいですし、良い作品に出会えたと思っています。

終(全2回)

【インタビュー】山本健二 <プランナー>

【略歴紹介】
山本健二 KENJI YAMAMOTO
和歌山県出身。1960年生まれ。
「キャプテン翼原画展」「Pingu fun!fun! tour」「鉄腕アトム Perfect Search展」「ゴジラ50周年・東宝特撮ワールド展」「ポケットモンスターDPチャレンジフィールド」他展示会のプランニングを務める。
円谷プロイベントでも「ウルトラマンフェスティバル」「円谷英二特撮の軌跡展」を始め、多くの催事プランナーとしての実績がある。

Q.今の仕事に就く切っ掛けは?

最初はグラフィックデザイン会社に勤務していましたね。 主にカタログやCIのデザインをしていましたが、年に数回東京・大阪・名古屋で開催される「工作機械のビジネスショー」で企業ブースデザインをすることになったことが、今の仕事に繋がるスタートでした。

数年後、イベント企画制作会社に転職。

20年ほど前、アイメッセ山梨のオープン記念で開催された「地球博」にプランナーとして参加しました。 子どもからシニア層に至るまで、来場者にわかりやすく知ってもらうため、様々な模型やジオラマ、グラフィックでその世界観を工夫・演出しました。 その結果、来場者の表情を見て、苦労が報われたんですよ。

作り上げた実感や感動もありましたが、見ていただく方が共感したり、笑顔になってもらえるようなプランニングをすることこそが、自分がやりたかった仕事だったんだろうなと、今思えばその時はじめてプランナーという仕事を強く意識したのを覚えています。

ウルトラマンでもスタイルは変わりません。好きな方も、知らない方も、会場で一体になれる。それが目指すところですね。

Q.今回の企画を聞いたときは如何でしたか?

ウルトラセブンは、今までにも何回か企画をしてきましたが、切り口が「モロボシ・ダン」というのは斬新で正直驚きました。そんな手があったのか・・・と。

セブンのコアファンは多く、50周年もあって注目を浴びることは予想されますが、その分、過去企画の塗り直しだけだと新しさがないので、どんな企画が良いだろうと思案していましたが、今回の企画を聞いたときに「なんか、面白いことが出来るかも?」とワクワクしましたね。

つづく・・・(全3回)

【インタビュー】山本健二 <プランナー> 2

【略歴紹介】
山本健二 KENJI YAMAMOTO
和歌山県出身。1960年生まれ。
「キャプテン翼原画展」「Pingu fun!fun! tour」「鉄腕アトム Perfect Search展」「ゴジラ50周年・東宝特撮ワールド展」「ポケットモンスターDPチャレンジフィールド」他展示会のプランニングを務める。
円谷プロイベントでも「ウルトラマンフェスティバル」「円谷英二特撮の軌跡展」を始め、多くの催事プランナーとしての実績がある。

Q.子供の頃「ウルトラセブン」は観てましたか?

ウルトラQ、ウルトラマンとリアルタイムにTVで見ていました。ウルトラマンごっこも夢中でやっていた記憶があります。
そこに、「ウルトラセブン」です
活躍するウルトラ警備隊の隊員は、ユニフォームがカッコ良く、憧れを持って見ていた覚えがあります。そのなかでもモロボシ・ダンがスマートで一番カッコ良かったですよね。
今回は、一人の男として、自分だったら・・・?
自らを省みず、地球のため、地球人を守るため、傷ついても愛する人を守るためにモロボシ・ダンと同じ行動がとれるだろうか?
そんなモロボシ・ダンの気持ち、悩み、恋心(?)を、あらためて深く考えるようになりました。

Q.本展のメインとなるコーナーを教えてください。

ウルトラセブンの中でも人気が高い「狙われた街」の大ジオラマが、今回の目玉の一つです。
このシーンは情景事態が、古い町並みがあり、工場があり、川もあり、夕陽をバックに戦っているという印象が強いですよね。インパクトがあります。
この作品は自分も思入れがあります。和歌山に住んでいた子供の頃に、赤い結晶体を使って、人間を狂わせるという8話を観て、物凄く怖かったんですね。サスペンス的な、他の作品と違うという感じを受けました。
夕陽のセットもオレンジ一色で綺麗でしたしね。子供心に色々な要素がつまっていて怖いけど、ワクワクした、そんな印象があります。
再放送も当時は多くて、ウルトラセブンほど観れば観るほど印象が変わった作品はありません。子供心なりに大人の世界を感じたんでしょうかね。キャラクターというより、場面の印象が濃いんですよ。
なので、円谷スタッフとジオラマの話をした時に、8話を作ることに関しては大賛成でしたね。尊敬している池谷仙克さんが当時、作られたセットですし、自分でもやりたいと思っていましたから。
製作してくれたマーブリングさんと背景画を描いて頂いた島倉二千六さんには感謝しかありません。
いつも、作品を観ていない人でも分かりやすく、ということに関しても気をつけています。
今回は特撮の魅力を伝えると云う意味ではなく、モロボシ・ダンという青年がいたんだという世界観を大切にしようと考えました。なので、ダンを身近に感じてもらおうと工夫しています。

つづく・・・(全3回)

【インタビュー】山本健二 <プランナー> 3

【略歴紹介】
山本健二 KENJI YAMAMOTO
和歌山県出身。1960年生まれ。
「キャプテン翼原画展」「Pingu fun!fun! tour」「鉄腕アトム Perfect Search展」「ゴジラ50周年・東宝特撮ワールド展」「ポケットモンスターDPチャレンジフィールド」他展示会のプランニングを務める。
円谷プロイベントでも「ウルトラマンフェスティバル」「円谷英二特撮の軌跡展」を始め、多くの催事プランナーとしての実績がある。

Q.地球防衛軍秘密基地のイメージ画を描くことになったと伺いましたが?

子どもの頃から、とにかく秘密基地が好きでした。“秘密基地”という言葉も大好きだったんです。小学生時代を自然豊かな田舎で過ごしていたので、友人とよく連れだって近くの山に行って“秘密基地”を勝手に作り、お菓子や玩具を持ち込んで毎週末遊んでいました。
ウルトラ警備隊が存在する地球防衛軍秘密基地は、とにかくメカニックがカッコ良かったですよね。地下からウルトラホーク1号が、突然山の頂上が開いてあらわれる発射台からカッコ良く発進していくシーンに感動したことを、今でも鮮明に覚えています。ホーク1号のみならず、2号、3号、マグマライザー等々いろいろなスーパーメカがこの秘密基地で待機していて、緊急時には発進していく・・・。
そんな少年たち憧れの秘密基地はどこにあるんだろう?どうやら富士山の麓らしい、秘密基地なのに秘密をばらす少年誌には解説付きで「秘密基地の全貌!があきらかに」とイラストをどきどきしながら自分も読んでいました。
そんな自分が、今回の企画展の展示物として「秘密基地の内部」イメージ画を描くことになるなんて嬉しいです。
まぁ、どちらかというと円谷さんに、描かせてくれって頼んだんですけどね(笑)
お客様がこの絵を見て、いろいろな想像をして夢を持ってくれたらと思います。

Q.他にこだわったところとか、苦労されたことはありますか?

全てが苦労ですよ(笑)
今までは事実をどう見せようとか、貴重なモノがあるから、こう見せようとかを考えていた展示会が多い中、架空の人物の魅力をどう伝えていくかと、苦労することは多いけど、想像する楽しさがありましたね。
セブン企画も過去に各記念年で、色々とやっているのですが、今までとは違う演出方法や切口を変えた表現を意識して、スタッフと作っています。
今回、作品を見直して、特に台詞を意識しましたね。そこには脚本家の思いがありますし、それがダンを通じて見えてくるという。
自分が一番好きな作品は、怪獣が一切登場しない「盗まれたウルトラ・アイ」。今回、ピックアップした作品の一つです。 流石に劇中のスナック・ノアのセットを再現するまでには至っていませんが、作品のキーになるジュークボックスや、スナックで演奏しているジ・エコーズ(セブンの主題歌などを歌ったグループ)と同じタイプの楽器も飾っています。僕の拘りですね(笑)
ほんのイメージコーナーなんですけど、マヤがそこにいるような、そんな雰囲気を作ろうとスタッフと考えました。
あとは、ダンとアンヌの爽やかな関係にも触れています。その伏線が最終回に現れていますしね。

Q.来場される方々へメッセージをお願いできますか??

何処のコーナーにもモロボシ・ダンを感じられると思うので、ダンの純粋な愛、真っ直ぐで、悪い者は悪いという、そんな気持ちを感じて頂き、来場者の皆さんが、ダンの様な純粋な気持ちになって帰ってくれたら嬉しいですね。
展示会もベースは一緒ですが、これからも細かいところを変えていきますので、何回でも、どの場所でも、ご来場頂けたらと思います。

終(全3回)

次回は、どなたが登場するか?お楽しみに。